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特集記事

1970年代後半の私小説的ニュー歌謡ミュージックの世界

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一昨日「中央FM」深夜放送をネットでを聞きながら、新年の怠惰な昼とも夜とも区別の付かない怠惰な新年を送っておりましたら、流れてきたのは★手首の傷は消えないけれど心の痛みは~♪です。

シグナルの『二十歳のめぐり逢い』です。

70年安保と、漫画のコミック上村一夫の「同棲時代」、南こうせつとかぐや姫の「神田川」の時代がかさなります。

アホな全共闘が敗北感を味わって、否応なしに卒業し、現実の社会に飲み込まれていった時代です。

就活は楽な時代でしたが、年収も400万前後で団塊化し、現代のような格差社会ではなかったような気がします。

自宅方から通勤できる環境の連中は、マイカーを買ったり、地方出身者は彼女を見つけて同棲をしてダブルインカムをエンジョイをしていたとするのは表層を呈していました。

強いて負け組といえば、全共闘・運動家くずれ、低収入層がの存在が、「神田川」「赤色エレジー」「昭和枯れすすき」などの歌われるような世相もあって、そのあたりに私小説的な怠状感がさまよっていたのではなかったか?

深夜放送のアンカーは、この時代のシンガーソング&ライターがt繰り上げた新しい時代のスタイルが、オリジナルの譜面を旧来の歌謡系のアレンジャーが編曲をし、商品に仕上げた、まさにNEW歌謡であったような気がします。

聞いたことはあるような歌曲が、皆同じスタイルで音質でながらてきて、アンカーがいみじくも私小説化した歌曲という言葉に感心させられたkazanでした。

あの時代を象徴する上村一夫氏のイラストをサムネイルに借用します。

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