台湾南部に多い日本関係の記念碑や廟
台湾南部には、日本人を敬愛したり、亡くなった旧日本軍関係者を祀った廟がいくつかあって、これは、台湾北部の台北地区や台中地区とは異なる傾向です。
その背景にあるのは、日本では映画「KANO」でも、大沢たかおが演じた八田興一土木技師による、灌漑用ダム烏三頭ダムと感慨基盤整備による、台湾南部を有数の穀倉地帯に仕上げた功績では分析します。
画像はその八田興一が設計者として、造られた八田与一像で、建設された烏三頭ダムの入口に、たたずんでいます。
近くには八田与一記念館があり、開館以来多くの台湾人や日本人を迎え入れてきました。
kazanっも数年前に、訪台した友人と見学に行き、展示された単事物に胸を熱くさせられました。
こうした風土が、台南の杉浦茂峰海軍少尉を祀った「飛虎将軍廟」や高雄の「高雄 紅毛港保安堂」、屏東県の「東龍宮」は別名「田中將軍廟」が有名です。
こうした廟では、朝には君が代が流れ、時に軍艦マーチが流れ、夕べに「海ゆかば」が荘厳に流れます。
現在の日本では想像できないほどの雰囲気に、時として、熱いものがこみあがるを感じます。 台湾南部へ旅行される場合は、ぜひその行程に加えてみたらいかがでしょう。